待ちに待った”春”が来た
2020年の2月頃本格的に流行り始めたコロナでまる1年現場に行くことは叶わなかった。
2011年からジャニーズでは無いにしろ何かしらの舞台やライブに行っていた私にとっては、当たり前が当たり前ではなくなった年だった。
不要不急と言われ、ステージに立ち客の前で歌うこと、踊ること、演じることさえ出来なくなった2020年。
#春は必ず来る
この言葉を信じて見る側である私も当たり前という奇跡を待ち望んでいた。
そして、今日2021年4月8日東京 新国立劇場中劇場で、加藤シゲアキ主演「モダンボーイズ」を観劇した。やっと、やっと帰ってきた、奇跡の時間だった。
別に完全に無くなったわけじゃない事も分かってた。配信公演だってあったし、実際自分自身も近寄った事が行われる場所で働いているから、劇場のドアは開いていて、幕があくことも分かってた。
それでも、エンターテイメントが好きな私にとって、自らが客として行くことが出来ないのはやっぱり悲しくて寂しかった。
だからこそ、この舞台に行けたことが、見ることが出来たのが嬉しかった。幸せだと思った。
暗闇になり音が鳴るあの瞬間に思ったんだ「幕が開く…待ちに待った春が来たんだ…!!」って。
日が近づくにつれて強くなる緊張も、劇場までの道のりを歩く時の興奮も、持っているチケットをスタッフに見せ入るあの瞬間も、席に着いた時の幸福感も、終わったあとの愛おしさも。
まだ、コロナ前に完全に戻ったわけではないけれど、これから新しい形に変わっていくかもしれないけれど、感じる想いはあの頃と何一つ変わりはしないのだ。
やっと来た春はまだまだやってくる。
一週間後にはコンサート、1ヶ月後にも。
その次の月は大千穐楽の舞台だ。
もう1つの推したちも、今日ついに待ちに待った観客ありの主演舞台が始まった。
この先、まだまだ困難は続きそうだし、待たなければいけない時もあるかもしれないけど、それでも生きて、信じて待ってれば春が来ることは分かったから、この何とも生きづらい時代を頑張って生き抜こうと思う。
以上、やっとこさの現場で感情爆発させてる投稿者の一文でした。
さて、落ち着いたらモダンボーイズの内容感想文でも綴ろうか